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2013年08月21日

富士山登山隊~地元組報告~(後編)

《 7/28(日) 3日目 》

2時起床。
「おはよう・・・。」
「眠れたicon66
「頭、痛~い。」
「なんか、気持ち悪~い。」
「この部屋、酸欠じゃない?息苦しくないicon66
「夜中、雨が降りよったよねicon60
「すごい風で、小屋が揺れよったよね。」
おそらく、ぐっすりたっぷり眠れた、という人はいなかったのではicon66

薄暗い山小屋の中、ヘッドランプの明かりを頼りにバタバタと準備しました。
みんなしっかりと着込んで、いただいた朝食用のおにぎりicon173をザックに入れ、山小屋の外へ。
私たちのグループ以外にも、たくさんの登山者が登って来ていました。
福智山同様、犬を連れた登山者もいました。小さな子どももいました。
「よぉしicon67私たちも頑張ろうicon77
きっと、みんなの瞳が輝いたことでしょう。(寒さ対策でのマスクやマフラー、フードなどのため顔は、よく見えなかったのですが。)
霧(雲icon66)が出ているものの、雨はなしicon67
「よしicon67ご来光は見れるぞicon67
という隊長の力強い言葉に勇気づけられます。
「番号icon67
「1、2、3、・・・・17、18icon67
「みんな、おるね。出発icon67

2時半、本7合目から8合目3350mへ。
真っ暗の中でしたが、ヘッドライトに照らされた、前を行く友の足元を頼りに進みました。
どこまでも続く、つづら折りの道・・・・。
でも、星空がすごくきれいで、見上げて「わあっ、星icon99が近いicon67」と喜んでいると、あまりのザックの重さで後ろに倒れそうになりました。
ふと、山の下の方を見下ろすと、はるか遠くにふもとの町の明かりがのきれいにicon67
天空都市のようでした。

山頂の方へ眼をやると、ヘッドライトの大行列icon67天へと続いているようでした。
けれど「山の天気は変わりやすい」さっきまでのキラキラicon97夜空はどこへやら。
あたりは真っ白になり、ものすごい風が出てきて、吹き飛ばされそうでした。

8合目から本8合目3400mへ。
隊長が「息苦しくなったら、腕を上にあげてicon67」とアドバイスしてくれました。(肺が開くicon66のかな。) また、交代で携帯酸素を吸ったりもしました。

空がだんだん明るくなり、
かわいい『イヌicon187雲』を発見icon67
「ダックスフンドみたいicon67
「あれ、前足やね。」
「口が開いて、笑っているみたい。」
「後ろ足が跳ね上がってるから、走っているみたい。」犬好きのメンバーは大喜び。



時間的にも天候的にも「山頂でのご来光は厳しいかも。」という隊長の判断により、本8合目の山小屋で、休憩しながらご来光を待つことに。
大体の予定時刻を聞いてはいましたが、雲海が少しずつ赤みを増すたびに「出たicon66
「ほらっicon67」と大騒ぎ。
「まだだってば・・・。」と言われながらも、みな東の空を注目。
そして、4時50分すぎ、待ちに待ったご来光ですicon77

拍手をする人、願をかける人、うっとりと見つめる人、写真におさめる人。
オレンジに光る空は幻想的で、本当に感動的でした。


「よおしicon67山頂まで、もうひと頑張りしようねicon67」気合が入りました。

本8合目からは「吉田ルート」と合流し、予想通りの大行列icon59少し進んでは止まって、の繰り返し。岩が多くなり、傾斜がきつくなってきました。

場所によっては四つんばいになりながら、慎重に登って行くのです。
途中で出会った、ある登山ツアーのガイドさんが、
「ここであわてて歩かないようにね。頂上が逃げてしまうよ~。」
「半歩ずつ、ゆっくり行くよ~。」
と言われているのを聞いて、われらのグループも早速歩幅を小さくして、みんなが無理なく進めるペースで頂上を目指しました。
日が昇ると、ずいぶん暖かくなってきました。

8合5勺、そして3500mを越え、9合目へ。
鳥居をくぐり、はやる気持ちを抑え、最後の石段状の道を1歩1歩・・・・。
その頃には、心のカウントダウンが始まっていました。
黙々とゴールを目指す友、励ます友、荷物を持ち体を支える友・・・。
「みんなで頂上へicon67」思いは1つでした。

そして、そして・・・
ついに、ついに頂上到着icon59
富士山登山隊18名、全員登頂することができました。
達成感で、それまでのきつさが吹き飛びました。
ヤッターicon59 バンザ~イicon59
1人ひとりの力、そしてみんなの力に、拍手です。
日本一の富士山icon67
大変さも日本一だけど、
感動も日本一でした。
みんな、おめでとうicon77
そして、みんな、ありがとうicon77

富士山頂上浅間大社奥宮(久須志神社)に
「無事全員で登頂できました。ありがとうございます。」
「安全に下山できますように。」と祈るとともに、
今回いっしょに富士山に来れなかったけど、いろいろなサポートをしてくれた仲間たちにも幸多かれicon67と願ってきました。


先日、「山頂付近で痩せ細った犬を発見、保護」というニュースがありましたよね。
今思えば・・・その犬、確かにいました。見ましたicon67無事、飼い主の元に戻ったのなら何よりです。

8時、一足先に登頂した東京組は下山開始。
地元組は、しばし感動に浸りながら息を整えたり、はがきを書いたり、朝食のおにぎりを食べたり、温かいココアicon137(300円!おいしかった&温かかった)を飲んで糖分補給をしたり・・・。
そして8時20分、「もうちょっと、山頂を楽しみたいな。」という思いを残しつつも、下山を開始icon67

山頂からの下山道は、このルートの魅力の1つ「砂走り」。
砂地を走って下れる楽しい道です。

靴やザックの中に砂が入らないようにスパッツやカバーを装着したり、マスクやサングラスをつけたり、砂対策はばっちりicon67

足首まで砂に埋まるようなふかふかの道をザザーッと一気に下ったり、体力消耗を防ぐべく1歩1歩踏みしめながら歩いたり、「もう、こんなに下ってきたんだicon67」と山頂を見上げたり。

青空に向かって駆け下りていく・・・なんとも不思議な感覚でした。登りの時は余裕がなく気づかなかった雪渓も見えました。
途中途中、水分補給や酸素吸入の小休憩を取りつつ、昨夜泊まった本7合目の山小屋「見晴館」に到着icon67
「フーッ・・・やっとここまで下りて来た。」という疲れた声と
「わあいicon67あっという間にここまで下りてきたねicon67」というまだ余裕のある声とが聞かれました。
山小屋に預けていた荷物を再度ザックに詰め込んだり、
厚着していた服を脱いだり、
残っていたおにぎりを食べたり、
先を行く東京組に電話連絡を取ったり。

「少しペースを上げて、できれば12時半のバス、遅くても13時のには乗れるように頑張ってicon67」と励まされ・・・再出発icon67(シャトルバスが30分ごとなので。)
だんだん標高が下がってくると息はラクになってきましたが、疲れからか吐き気が出たりもしました。
「どうせ飛行機に携帯酸素は持ち込めないだろうから、この際どんどん使おうicon67」疲労回復にも役立ったかなicon66
でも、「砂走り道」になれてきた油断もありつつ、疲れが足に来ていることもありつつ、尻もちの回数が増えました。(でも、全然痛くはありませんicon67

下山道と登山道が分かれている箇所が多いのですが、
重なる所では「確かこのあたりで・・・」と登っているときの思い出話をしたり、
すれ違う登山者に「頑張ってくださいicon67」と満面の笑顔を見せたりもしました。

砂払5合目から須走口5合目までの樹林帯の下山道。
疲れもピークになり、ペースが上がらない中、「何とか13時のシャトルバスに間に合うように」とみんなで声をかけ合い頑張りました。
5合目の山小屋が見えたときには、「無事下山できたicon67」という喜びよりも「シャトルバスに間に合ってよかった~」という安堵感の方が若干大きかったかもしれません。
「下山、お疲れ様でした~。」とお茶(椎茸茶icon66)を差し出してくれた山小屋のお姉さんの横を
「飲みたいけど、バスに間に合わないので・・・」と通り過ぎ、
「あ~っ、コケモモソフトicon121を食べたかったのに。」
「おみやげの富士山グッズが買いたかった~。」という思いも断ち切り、バスにすべりこみました。

バスの中で、おもむろに
「そう言えば、○○さんと今日初めてしゃべったよね。」
「いっしょのクラスになったこと、なかったよね。」
「でも、顔は知っていたよ。」
という話も出ました。今回の富士登山で新たな「鞍陵36のつながり」が生まれたようです。よかった、よかったicon67

シャトルバスを降りて、先に下山していた隊長たちの車に乗り込み、東京組が待つ須走の温泉施設へ。
本当はここでゆっくり東京組と温泉につかり思い出話をして余韻に浸りたかったのですが、われら地元組の高速バスの時間が迫っており、断念icon67残念icon59
温泉の玄関で“ミニ解散式”をし、高杉隊長に感謝の気持ちを伝えました。
隊長には本当にお世話になりました。
的確な判断、アドバイス・・・本当に心強く、頼もしく、安心して3日間を過ごすことができました。

そしてバタバタと東京組に別れをつげ、地元組は隊長と部下さんのicon17運転で御殿場駅へと急ぎました。
車窓から遠くに見える富士山の姿に
「さっきまで、あそこにいたんだよね。」
「楽しみにしていた旅ももう終わってしまうんだね。」
と少ししんみりとしてしまいました。
そして御殿場駅前バス停に到着。自身も疲れているだろうに、ちゃんとバスに間に合うように送り届けてくれた隊長に感謝しつつ、名残惜しい思いを抱きつつ・・・ここでお別れ。

高速バスでの2時間は、みなぐっすり眠っていたようです。渋滞で羽田icon20着が少し遅れてしまいましたが、それも想定内です。飛行機に間に合えばそれでよし、です。
みんなで軽く食事をし、20時台のicon20便に乗りこみ福岡へ・・・。
それぞれの家に帰り着いたのは、23時から24時になっていたことでしょう。
今思えば、3日目は「弾丸ツアー」のようでした。
「東京組も、みんな無事帰り着いたかなicon66」と思いつつ、
「ああ、明日から仕事だ・・・」と現実に引き戻されつつ・・・
それぞれの「富士山登山隊」の任務終了icon77
 

《 終わりに 》

この「富士山登山隊」に向け、東京組と地元組が連絡を取り合い、相談し合い、物の準備、体の準備、心の準備を整えてきました。
その準備段階も、とても楽しかったです。もちろん、登山の2日間も最高icon67でした。
今回、「登りたい」という思いを持ちながらも参加できなかった人、
当日は参加できないけれど練習登山につきあってくれた人、
「頑張れicon67」と応援してくれた人、などなど。
たくさんの人の思いも支えも『全員登頂成功』への大きな勇気、力となりました。
みなさん、本当にありがとうございました。

次なる目標は、九重icon66 屋久島icon66 夢がふくらみます。
「次回は、私も参加したいicon67」という声もあがっています。ぜひicon59
また、鞍陵36の仲間たちと、いろいろな場所ですてきな思い出を作り、が深められたらいいな、と思っています。




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