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2014年08月19日

常々草

先日の鞍陵祭の時に鞍陵会事務局も努める幸田くんから情報をいただきました。

鞍陵会事務局に1冊の本が届けられました。
卒業生が書かれたもので、ご本人は数年前に他界されています。
生前に書かれていたものを親御さんがまとめられて出版されたとのこと。
それを鞍陵会に献本されたそうです。

著者は私たちと同期の36回生。

辻尾 尚子 さん(3年6組/小竹町)

残念ながら私とは接点が薄かったようです。
ご存知の方に彼女のお話しをお聞きしました。

「剣道部(中学時代)に在籍し、常に凛としていて 綺麗な女性でした。」

「中学は3クラスしかなくて、彼女とはクラスが一緒でした。あまりおしゃべりはしなかったけど、剣道部の彼女を覚えています。
黒髪のキリッとした女性剣士。ちょっと鼻にかかったよく通る声。面を打ち込む姿はすごくかっこよかった。
だけど、ちょっといじられキャラ。名前は『なおこ』なんだけど『つねこ』って呼ばれてました。休み時間にからかわれて、ムキになった顔がかわいく見えた。本当はいやだったのかなあ。真面目で素直な人だったんだと思います。」


書店はもちろんamazon楽天ブックスなどのネットからでも購入できます。
Rakuten kobokindleストアで電子書籍として購入もできます。

夏休みの読書にいかがでしょうか。
そして感想文をレビューとして投稿することで、
彼女へ贈る言葉になるのかもしれません。

常々草

文芸社ウエブサイトより転載

辻尾尚子 (つじおなおこ)

随所にプチ笑い粒、転がっています!
明るさ、優しさ&毒舌が生み出すカタルシス。

2005年3月から2009年8月、著者が44歳で亡くなる2か月前まで書き続けたブログを抜粋しまとめた本書。タイトル「常々草」は、古典『徒然草』からのパクリで、見たこと、聞いたこと、感じたことを明るく、優しく、ちょっぴりの毒舌をまじえて綴った日常雑感に、思わずクスリとさせられること請け合い! 「闘病記」にしたくなかった著者の思いのこもった一冊。


著者プロフィール
昭和40年(1965)6月26日出生。
町立小、中学校を経て、昭和59年(1984)福岡県立鞍手高等学校を卒業、梅光女学院大学(現・梅光学院大学)英米文学科に進学。
中学2年生の時に剣道初段を取得し、大学3年生の時、アメリカテキサス州立女子大学へ夏季留学した。
昭和63年(1988)3月、梅光女学院大学英米文学科卒業。
4月に福岡市内の会社に入社、平成7年(1995)10月まで勤務し、退社後12月に結婚。
平成10年(1998)2月に離婚し、その後、パートをしながらフリーランスのライターを目指す。
平成17年(2005)3月1日からブログ「常々草」を開始、平成21年(2009)9月17日まで、そのときどきの思いをしなやかな感性で綴る。
連載途中から病気により入退院を繰り返すが、病を意識させない明るさに満ちた「常々草」ファンは多かった。
平成21年(2009)10月28日永眠。

定価:648円 (本体 600円)
判型:A6並
ページ数:168
発刊日:2013/10/15
ISBN:978-4-286-14145-9
ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 日常



Posted by isoshima at 09:10│Comments(2)
この記事へのコメント
クラスが違うので、辻尾尚子さんのことは思い出せませんが、同じ校舎で、同じ時間を過ごしたということで感慨深いです。是非本を購入したいと思い、アマゾンをチェックしましたが、残念(T_T)だめでした。リトライして、購入したいと思います。
ご冥福を祈ります。

追伸
ブログを書かれている方の表現で尚子さんの人柄が伺えます。
私も病気になり復活しつつあります。これからの人生を一生懸命生きようと思っています。

紹介してくださりありがとうございます。

36期生はなこより
Posted by はなこ at 2014年08月31日 22:31
はなこ さま > コメントありがとうございました。
アマゾンでは売り切れですか。
私たちもそろそろお年頃ですから健康に気を配らないといけませんね。

これからもよろしくお願いします。
Posted by isoshimaisoshima at 2014年09月01日 00:03
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